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TPP亡国論 (集英社新書)

TPP亡国論 (集英社新書)

中野 剛志

この本の所有者

26人が登録
98回参照
2011年12月28日に更新

書籍情報

ページ数:
256ページ
参照数:
98回
更新日:
2011/12/28

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📝 レビュー (しおっぷさんのレビュー)

レビュー:
筆者は戦略的な思考回路を重視しており、TPPという具体的な問題を通してそれを養うことを目的としている。

TPPとは、環太平洋地域諸国間で、関税の即時または段階的に撤廃する(例外なし)というもの。また、サービス貿易、政府調達、知的財産、金融、人の移動なども対象になる包括的な協定である。

またFTAは、相手国との間で事実上すべての関税撤廃が必要とされているが、実際には例外が認められており、国同士の交渉次第で決まる。韓国はアメリカ、EU、中国などの協議を積極的にすすめており、アメリカとは合意。一方日本はこれらの国との交渉はおくれている。→日本は遅れていると言われている。

なお日本が進めているEPAは、関税撤廃だけでなく、規制や制度の改正も含めたFTAのことである。

今回の主役となるTPPもFTAの一種だが、関税即時撤廃、例外なし、を踏まえると、過激なFTAと言えるだろう。













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