
流星の絆 (講談社文庫)
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110602



みんなかっこいい。
先ずは、とにかくバランスの良い作品だった。キャラクターの立たせ方、ミステリーとしての構成、そしてテンポの良い展開、読みやすい文章など、どれをとっても非の打ちどころがないし、ストーリーも純粋に面白くて引き込まれる展開だった。
…ストーリーに引き込まれたのは、過去にドラマをやってたのは知ってても、それを見るコトなく何の先入観も持たずに小説の世界観に入れたってのもあるだろうが。。。
ただ、全体的に少しキレイにまとまりすぎていたような気がしないでもない。兄妹たちにしても、詐欺を働いてるにしろ基本的にはデキた兄と弟で、それを信じる美人の妹って設定があまりにベタすぎて魅力的に映らなかったし…。それに、幼い頃に両親を殺され、大人になってからも世間に騙されたからといって、頭の回転も早く、弟と妹を大事に思う功一の取るべき行動としては安直すぎたのでは、、、
そしてタイルである「流星の絆」ってのも「絆」と表現するには浅はかで短絡的に見えてしまったのは穿った考えなのだろうか。。。
あくまで個人的な意見ではあるが、兄妹が離れ離れだった頃のエピソードを加えるとか、兄妹内での衝突や苦悩などの要素を入れていた方が深みや重みがあって「絆」と言う表現もしっくりくる展開になったんじゃないかと。
あくまでバランスの取れた巧い作品なんだけど、その辺が軽く感じてしまっていま一つ物足りなさが残った。その意味では面白い小説ではあったけど、印象の薄い作品だった気がする。
…それでも、ついついハヤシライスを食べに洋食屋に行きたくなってしまった。。。

久しぶりの東野作品。星3つ。設楽さんも出ていたドラマを見てみたい。

ドラマを少し見た事が、あったので…(^^;; どうも配役がチラついて、しまった。良く出来た、お話だなぁ~ッとゆー感じ。
こんなに泣くとは思わなかった。
愛とか絆とか、信じてみてもいいなと思える。

予想外の展開‼
一気に読めた

暗くない!ドラマもいい!行成が結局いい男!




ある程度展開が読めるなぁと思っていたら最後にどんでん返し。さすが東野ミステリー。


ラストまでの盛り上がりは逸品だった。功一、泰輔、静奈の3兄妹が両親が亡くなったという酷な状況で必死に生きていく姿、詐欺という犯罪を行いつつも懸命に14年前の犯人を追いかけて行く様。それらが心に感動を与え、3人の行く末を見守る姿勢で読んでいたが、ラストでそれまで追いかけていた人物が犯人ではなく、親身になっていてくれた警察が犯人だ、というオチであった。
私は、警察が犯人だったという結末が個人的に嫌いだ。卑怯だ、と思うからだ。犯人という全てを知った人物でありながら、その真実を暴こうと尽力する。幾らでも捜査を撹乱できるし、何とでも言い訳すれば辻褄を合わせられる。さらに、金目的での殺害というのも好まない。有り触れていながら最もしょうもないからだ。この2点が本作品の評価を大幅に下げた。これなら、ハヤシライスのレシピ目的に殺していた洋食店の店長、戸神政行が犯人の方がよかったと思う。




両親をさつで亡くした三人の兄弟の物語。夢中で読めた。


























































































































