この本について
犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操るDNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。犯人はこの世に存在しないのか?時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。現場に残された毛髪から解析された結果は...「RYUHEI KAGURA 適合率99.99%」。犯人は、神楽自身であることを示していた―。確信は疑念に、追う者は追われる者に。すべての謎は、DNAが解決する。数々の名作を生み出してきた著者が、究極の謎「人間の心」に迫る。
みんなの評価
3.6
5
4
3
2
1
レビュー
犯罪防止を目的としたDNA捜査システムが確立される世の中で起こる連続殺人事件。検索結果は「NOT FOUND」。悪いことができなくなると困るため抜け穴を作る上層部という設定がありがち。東野作品に求めるレベルが高いせいかもうひとひねりがほしかったと思うが普通におもしろかった。
近未来を描いた作品。ハイテクを駆使して謎を解いて行く様子は、ダン・ブラウンの小説のよう。遺伝子がテーマだが、伊坂氏のものとは趣が異なる。
面白い！꒰✩'ω`ૢ✩꒱
こんな世の中がいつかきそうで怖い…ｗあっとゆう間に読み終わってしまった。これは映画化してほしい✪
こんな世の中がいつかきそうで怖い…ｗあっとゆう間に読み終わってしまった。これは映画化してほしい✪
読みながらなんとなく先が読めてしまう…。全国民のDNAを登録しておいて、犯罪者を見つけるシステムに、実は偉い人だけは検索できないようになっていた。
二重人格の神楽と浅間刑事が、水上博士にやられそうになる。
二重人格の神楽と浅間刑事が、水上博士にやられそうになる。
読書ステータス
読書中
5人
読了
44人
読みたい
1人