読書履歴
AIが見つけた似た本
「あやかし草紙」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を3冊見つけました
新訂 徒然草 (岩波文庫)
西尾 実
『徒然草』の面白さはモンテーニュの『エセー』に似ている。そしてその味わいは簡潔で的確だ。一見無造作に書かれているが、いずれも人生の達人による達意の文章と呼ぶに足る。時の流れに耐えて連綿と読みつがれてき...
きよしこ (新潮文庫)
重松 清
少年は、ひとりぼっちだった。名前はきよし。どこにでもいる少年。転校生。言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを...
三島屋変調百物語伍之続。「開けずの間」、もんも声にまつわる「だんまり姫」、災難を起こさないように守っている「面の家」、寿命がわかる「あやかし草紙」、生霊が猫になる「金目の猫」の五編。塩断ちが元凶で行き違い神を呼び込み、次から次へと不幸に見舞われ、家族がみな亡くなっていく「開けずの間」が一番怖かった。何でも願いをかなえる代わりにそれに見合う対価をよこせなんてものは神様であるはずがないのに、信じてしまうとは人はなんておろかで弱いのだろう。第一期完結篇ということは幸せをつかんだおちかの物語がおわり、途中から一緒に聞いていた絵心ある富次郎が聞き役になるのかな。それもまた楽しみ。
三島屋の変わり百物語シリーズの第五巻。神だかあやかしだかが家の中に住み着いてしまった金物屋一家の不幸を語る「開けずの間」、この世のものではないものを呼び寄せる、もんも声を持つ女性が活躍する「だんまり姫」、世の中の災疫の原因を封じ込めている屋敷を巡る「面の家」、自らの未来を見させる冊子の話と六度の結婚をした老婆の話からなる「あやかし草紙」、最後は、おちかから聞き手を引き継ぐことになった富次郎の練習として兄の伊一郎が話す「金目の猫」。最初の話は悲惨なものだが、次の話は心温まるもので、全体としてバランスの取れた構成になっている。ただ、個人的には聞き手がおちかでなくなってしまうことが残念だ。