山本周五郎長篇小説全集 第十二巻 ながい坂(下)
この本の所有者
📝 レビュー (Yooさんのレビュー)
AIが見つけた似た本
「山本周五郎長篇小説全集 第十二巻 ながい坂(下)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
新訂 徒然草 (岩波文庫)
西尾 実
『徒然草』の面白さはモンテーニュの『エセー』に似ている。そしてその味わいは簡潔で的確だ。一見無造作に書かれているが、いずれも人生の達人による達意の文章と呼ぶに足る。時の流れに耐えて連綿と読みつがれてき...
紅 (集英社スーパーダッシュ文庫)
片山 憲太郎
揉め事処理屋を営む高校生・紅真九郎のもとに、とある少女を守るという依頼が舞い込んできた。少女の名は、九鳳院紫。世界屈指の大財閥の御令嬢。詳しい事情を聞かされぬまま、真九郎は紫との共同生活を開始。彼女の...
上巻では魅力的だった妻のつるが、読者サービスの道具になってしまっているのは、頂けない。御新政と称して殿を下屋敷に押し込め、代わりに木偶の兄を身代わりに立てた敵方との対決は、ちょっとあっさり行き過ぎて、物足りない。もう少し、主人公の主水正が活躍しても良かったのではないか。主人公は最後には城代家老にまで上り詰めるのだが、元々才能があったのではなく、努力し、迷いながら坂道を登って行く。潔癖で面白みに欠け、非人情だが、周りの登場人物がそれを補っている。特に藩士仲間の大五と、森番の大造が魅力的である。