
最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常
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東京てくてくすたこら散歩
伊藤 まさこ
「今日はギャラリーフェブ(そら豆)に行こうかな」晴れた日にぽっかりと予定があいたなら、ギャラリーをのぞいてカフェでお茶を飲もう。街のパン屋さんから森の美術館まで、私の好きなお散歩コース。
失敗学のすすめ (講談社文庫)
畑村 洋太郎
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「できる人」はどこがちがうのか (ちくま新書)
斎藤 孝
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サービスを超える瞬間 実例・実践編
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世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
渡辺 健介
世界最高峰のコンサルティング会社で学んだ問題解決の考え方を中高生にもわかるように解説。学校では教えてくれない考える力のトレーニング。


自分とは全く異なる能力を持ち、生活している人に関心がある。そこで話題になった本書。まさに、副題どおり、「天才たちのカオスな日常」が描かれており興味深いのであるが、印象的なのは、音楽と美術で全くタイプが異なること。天才とはいえ、エリート然とし、保守的な印象の付きまとう音楽選考に対し、まさに、自由で混沌ごったまぜの美術専攻。その中でも、天真爛漫な油に比し、金属工芸系の「美術なんか進むつもりはなかったのだけど、でも、気が付くとここにいるんですよね」系の屈託など、差が生じるのが面白い。しかし、才能一つで生きていく覚悟を決めた彼らの生きざまはなんだかんだいってひたすら眩しい。