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私の本棚 (新潮文庫)

私の本棚 (新潮文庫)

この本の所有者

2人が登録
675回参照
2016年6月27日に更新

書籍情報

ページ数:
233ページ
参照数:
675回
登録日:
2016/02/14
更新日:
2016/06/27

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📝 レビュー (とくこさんのレビュー)

評価:
3/5
レビュー:
本棚をテーマにしたエッセイ集。
「本棚」って所がいいよね。幅が出て。
ちゃんと本棚について書く人、読書歴について書く人、これ、なんのテーマだろうってなる人。
総合的、居住空間が本に圧迫されて切迫してる人が多い。
児玉清さんの本棚にこれ以上本が増えないことが切ない。

「書棚を、ひとつ持ちたい。(中略)私が持ちたいのは、ただただ自分の愉しみのためだけに読んで、最初の一ページから奥付まで心底ほれぼれ惚れ抜いて、背を眺めるだけでうっとりする本だけ詰め込んだ、私的な書棚である。ひと棹もいらない。九〇センチ幅で三段、下から一段目は大型本、二段目は単行本、三段目に文庫を入れる。百冊弱。それで十分。それ以外の本は、仕事がかたづいたら手放してもいいんじゃないかと思う。」p97 書棚はひとつだけ 内澤旬子

読書履歴

2016/06/27 233ページ
2016/03/01 97ページ 私が今持ちたいのは、ただただ自分の愉しみのためだけに読んで、最初の一ページから奥付まで心底ほれぼれ惚れ抜いて、背を眺めるだけでうっとりする本だけを詰め込んだ、私的(プライベート)な書棚である。ひと棹もいらない。九〇センチ幅で三段、下から1段目は大型本、二段目は単行本、三段目に文庫を入れる。百冊弱。それで十分。それ以外の本は、仕事がかたづいたら手放してもいいんじゃないかと思う。
2016/02/20 32ページ そう思って適当に並べている内、どこに何があるか分からなくなる。でも、そんな本棚は自分の記憶と同じで、大切なものだけが取り出しやすい所にあるのだ。
2016/02/20 12ページ つまり、そこが終の棲家だからして、

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