
みんなの評価
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レビュー

本棚をテーマにしたエッセイ集。
「本棚」って所がいいよね。幅が出て。
ちゃんと本棚について書く人、読書歴について書く人、これ、なんのテーマだろうってなる人。
総合的、居住空間が本に圧迫されて切迫してる人が多い。
児玉清さんの本棚にこれ以上本が増えないことが切ない。
「書棚を、ひとつ持ちたい。(中略)私が持ちたいのは、ただただ自分の愉しみのためだけに読んで、最初の一ページから奥付まで心底ほれぼれ惚れ抜いて、背を眺めるだけでうっとりする本だけ詰め込んだ、私的な書棚である。ひと棹もいらない。九〇センチ幅で三段、下から一段目は大型本、二段目は単行本、三段目に文庫を入れる。百冊弱。それで十分。それ以外の本は、仕事がかたづいたら手放してもいいんじゃないかと思う。」p97 書棚はひとつだけ 内澤旬子
「本棚」って所がいいよね。幅が出て。
ちゃんと本棚について書く人、読書歴について書く人、これ、なんのテーマだろうってなる人。
総合的、居住空間が本に圧迫されて切迫してる人が多い。
児玉清さんの本棚にこれ以上本が増えないことが切ない。
「書棚を、ひとつ持ちたい。(中略)私が持ちたいのは、ただただ自分の愉しみのためだけに読んで、最初の一ページから奥付まで心底ほれぼれ惚れ抜いて、背を眺めるだけでうっとりする本だけ詰め込んだ、私的な書棚である。ひと棹もいらない。九〇センチ幅で三段、下から一段目は大型本、二段目は単行本、三段目に文庫を入れる。百冊弱。それで十分。それ以外の本は、仕事がかたづいたら手放してもいいんじゃないかと思う。」p97 書棚はひとつだけ 内澤旬子
この本を読んでいる人(2人)
読書ステータス
読了
2人