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百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)

百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)

中田 永一

この本の所有者

27人が登録
290回参照
2014年6月11日に更新

書籍情報

ページ数:
280ページ
参照数:
290回
登録日:
2014/06/10
更新日:
2014/06/11

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内容紹介

「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった...!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。
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📝 レビュー (鷹の味噌煮さんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
ひらがなが多用してある特徴のある文体で最初は気になったが、しつこすぎない、淡々としていてそれでいて甘酸っぱい恋愛小説としてよく合っていた。短編の4つの物語のどれも、主人公は自分たちが地味な存在だ、目立たない、と日々過ごしている。主人公たちがいきなり人気者になったりと言った大きな変化が起こるわけではなく、それでも主人公にとっては大きな、大きな意味を持つ恋愛のみずみずしさが描かれている。

読書履歴

2014/06/11 280ページ

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