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百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)

百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)

中田 永一

3.8
27人が登録
3件のレビュー

この本について

「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった...!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。

みんなの評価

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レビュー

gugucchi
gugucchi
2013年9月読了
どの主人公も少し控え目。だから、上手くいってくれと応援したくなるみずみずしい恋愛小説集。さいごにちょっとした種明かしも。
dai
dai
2014年5月読了
小梅が通る
鷹の味噌煮
鷹の味噌煮
2014年6月読了
ひらがなが多用してある特徴のある文体で最初は気になったが、しつこすぎない、淡々としていてそれでいて甘酸っぱい恋愛小説としてよく合っていた。短編の4つの物語のどれも、主人公は自分たちが地味な存在だ、目立たない、と日々過ごしている。主人公たちがいきなり人気者になったりと言った大きな変化が起こるわけではなく、それでも主人公にとっては大きな、大きな意味を持つ恋愛のみずみずしさが描かれている。

読書ステータス

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