
青空の卵 (創元推理文庫)
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引きこもりで、情緒不安定の友人と、その友人が、いろんな事件を通じて、だんだん多くの人と出会って変わって行く、短編推理小説。
引きこもりの主人公が、不安定になった時や、時折はいる問いかけがちょっと変な感じがするけど、まぁまぁだった。
★5 2人の主役が人と関わり合う事により、成長していく物語として読むと、とても楽しめる。奇抜な態度で頭脳明晰な鳥井に対し、坂木には一歩先の優しさがある。そんな2人の精神のバランスが危うかったりする事があるので、安心しては読めないのだが、そこがミステリ部分よりも緊張感を生み出していて惹き込まれる。物語は優しい雰囲気に包まれているはずなのに、トゲトゲしく感じるのはそういう事で、読者に突き刺さるであろう言葉も多く、文章も美しくて素敵♪人と人が繋がっていき、そこに甘えたりする事ができればもう大丈夫だよ、鳥井!

花とゆめコミックスを彷彿とさせる登場人物たちの関係性とシチュエーション。
「心の中に棲む人と暮らせば、幸せも不幸せも本物が手に入るぞ」
という言葉が心に響きました




















