
内容紹介

AIが見つけた似た本
「深海の使者 (文春文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
川の深さは (講談社文庫)
福井 晴敏
「彼女を守る。それがおれの任務だ」傷だらけで、追手から逃げ延びてきた少年。彼の中に忘れていた熱いたぎりを見た元警官は、少年を匿い、底なしの川に引き込まれてゆく。やがて浮かび上がる敵の正体。風化しかけた...
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ジェフリー・ディーヴァー
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ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)
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6ステイン (講談社文庫 ふ 59-9)
福井 晴敏
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第二次世界大戦を「日本の潜水艦」と言う視点から描いた記録小説。
と言うか、ホント吉村さんの小説を読んでいると、史実を捉える視点と言うのは色々あるんだなーと驚きと感心とが入り混ざった気持ちになります。
考えてみれば、日独伊の同盟と言っても地理的には非常に遠い状況。そういった中でどのように情報や物資、人材を交換していたのか?と言う疑問が出てくる訳で。
空路:制空権無いし
陸路:途中敵国通過するし
海路:制海権無いし
となると残りは深海。潜水艦の出番となるわけで。ただ、当時空路でドイツに行くのが二日程度だったのに対して、潜水艦は3ヶ月。その大変さは想像を絶します。途中には連合国の潜水艦や艦艇、機雷地が待ち構えていたのです。
ボリュームがありますが、第二次世界大戦をある一つの視点で見ることができるという意味でも読む価値あったなと。