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深海の使者 (文春文庫)

深海の使者 (文春文庫)

吉村 昭

この本の所有者

(4.0)
5人が登録
84回参照
2013年4月8日に更新

書籍情報

著者:
吉村 昭
ページ数:
427ページ
参照数:
84回
登録日:
2013/04/08
更新日:
2013/04/08
所有者:
kinkin kinkinさん

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内容紹介

第二次大戦中、杜絶した日独両国の連絡路を求め数回にわたって大西洋に潜入した日本潜水艦の苦闘を描く。文藝春秋読者賞を受賞
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taka_aki Lv.304

第二次世界大戦を「日本の潜水艦」と言う視点から描いた記録小説。

と言うか、ホント吉村さんの小説を読んでいると、史実を捉える視点と言うのは色々あるんだなーと驚きと感心とが入り混ざった気持ちになります。

考えてみれば、日独伊の同盟と言っても地理的には非常に遠い状況。そういった中でどのように情報や物資、人材を交換していたのか?と言う疑問が出てくる訳で。

空路:制空権無いし
陸路:途中敵国通過するし
海路:制海権無いし

となると残りは深海。潜水艦の出番となるわけで。ただ、当時空路でドイツに行くのが二日程度だったのに対して、潜水艦は3ヶ月。その大変さは想像を絶します。途中には連合国の潜水艦や艦艇、機雷地が待ち構えていたのです。

ボリュームがありますが、第二次世界大戦をある一つの視点で見ることができるという意味でも読む価値あったなと。

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