
みんなの評価
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1
レビュー
第二次世界大戦を「日本の潜水艦」と言う視点から描いた記録小説。
と言うか、ホント吉村さんの小説を読んでいると、史実を捉える視点と言うのは色々あるんだなーと驚きと感心とが入り混ざった気持ちになります。
考えてみれば、日独伊の同盟と言っても地理的には非常に遠い状況。そういった中でどのように情報や物資、人材を交換していたのか?と言う疑問が出てくる訳で。
空路:制空権無いし
陸路:途中敵国通過するし
海路:制海権無いし
となると残りは深海。潜水艦の出番となるわけで。ただ、当時空路でドイツに行くのが二日程度だったのに対して、潜水艦は3ヶ月。その大変さは想像を絶します。途中には連合国の潜水艦や艦艇、機雷地が待ち構えていたのです。
ボリュームがありますが、第二次世界大戦をある一つの視点で見ることができるという意味でも読む価値あったなと。
と言うか、ホント吉村さんの小説を読んでいると、史実を捉える視点と言うのは色々あるんだなーと驚きと感心とが入り混ざった気持ちになります。
考えてみれば、日独伊の同盟と言っても地理的には非常に遠い状況。そういった中でどのように情報や物資、人材を交換していたのか?と言う疑問が出てくる訳で。
空路:制空権無いし
陸路:途中敵国通過するし
海路:制海権無いし
となると残りは深海。潜水艦の出番となるわけで。ただ、当時空路でドイツに行くのが二日程度だったのに対して、潜水艦は3ヶ月。その大変さは想像を絶します。途中には連合国の潜水艦や艦艇、機雷地が待ち構えていたのです。
ボリュームがありますが、第二次世界大戦をある一つの視点で見ることができるという意味でも読む価値あったなと。