メニュー
狭き門 (新潮文庫)

狭き門 (新潮文庫)

この本の所有者

(5.0)
12人が登録
330回参照
2013年3月2日に更新

書籍情報

ページ数:
250ページ
参照数:
330回
登録日:
2013/01/27
更新日:
2013/03/02

この本を共有する

📝 レビュー (かるはらうつまさんのレビュー)

評価:
5/5
レビュー:
主人公ジェロームの、従姉妹アリサに対する愛情の苦悶を描いた作品。

ジッド自身の体験を元に描かれているよう。

幼い頃から、お互いの為に知識と得を積む二人だが、
アリサは、ジェロームの更なる飛躍に自分への愛が邪魔をしていると考えるようになる。
このジレンマがアリサを思い詰めさせ、ジェロームを悲しみに突き落とす事になる。
(ジッド自身はアリサと逆にキリスト教信仰を捨てた)

アリサは家出をし、孤独の死を遂げた後にジェロームに送った日記にて胸中を語る。
ジェロームの興味のあるものにしか興味を持てず、それは彼を思い出してしまうので、彼の嫌う宗教(キリスト教)を無理して読み始める。

会っても心の中と裏腹の事ばかり言ってしまい、また、そうするように務めた。
しかし、心から信じていないものを信仰する事は難しかった。

読書履歴

2013/03/02 250ページ
2013/03/01 190ページ アリサはジェロームの為に徳を積み、努力してきたが、恋の為に理性は打ち勝てず、二人はお互いの為に高め合っているが、更に高みを目指す為にはお互いが邪魔になってしまっている。
2013/03/01 136ページ 再開後にアリサから、手紙で美化されすぎた2人の間は、現実では違いすぎるのでもう連絡を取るのはやめようと言われる(冬)。春になり、整った環境で再開する。
2013/02/27 122ページ ジュリエットに子供が産まれる。アリサの手紙が乱れ出す。
2013/02/23 106ページ ジュリエットが醜男のテシエールと結婚。アリサも不安が軽くなり、ジェロームに熱烈な手紙を送るようになる。
2013/02/23 90ページ アリサが婚約を断った理由は、妹のジュリエットがジェロームのことを会いしていると悟ったからだった。
2013/02/04 43ページ 人を判断するのに、その人の一生のある時期だけをとってみることは慎もうじゃないか。

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「狭き門 (新潮文庫)」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を10冊見つけました

64%
六番目の小夜子 (新潮文庫)

六番目の小夜子 (新潮文庫)

恩田 陸

津村沙世子―とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年...

80人 3
63.6%
地図のない道 (新潮文庫)

地図のない道 (新潮文庫)

須賀 敦子

友人が贈ってくれた一冊の本に誘われて、私はヴェネツィアのゲットへ向かった。受難の歴史に思いを馳せ、運河に架けられた小さな橋を渡ると、大阪で過した幼年時代の記憶やミラノで共に生きた若い仲間たちの姿が甦る...

3人 4
62.9%
緋文字 (新潮文庫)
かるはらうつま
かるはらうつま Lv.42

主人公ジェロームの、従姉妹アリサに対する愛情の苦悶を描いた作品。

ジッド自身の体験を元に描かれているよう。

幼い頃から、お互いの為に知識と得を積む二人だが、
アリサは、ジェロームの更なる飛躍に自分への愛が邪魔をしていると考えるようになる。
このジレンマがアリサを思い詰めさせ、ジェロームを悲しみに突き落とす事になる。
(ジッド自身はアリサと逆にキリスト教信仰を捨てた)

アリサは家出をし、孤独の死を遂げた後にジェロームに送った日記にて胸中を語る。
ジェロームの興味のあるものにしか興味を持てず、それは彼を思い出してしまうので、彼の嫌う宗教(キリスト教)を無理して読み始める。

会っても心の中と裏腹の事ばかり言ってしまい、また、そうするように務めた。
しかし、心から信じていないものを信仰する事は難しかった。

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します