架空通貨 (講談社文庫)
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2012年度1冊目。2012年度始まり。(〜2013.2.20)
まず、素晴らしきは著者の構成力である。幾多の人物がそれぞれ味のある個性を発揮しつつ、交錯していく様は圧巻である。「金」という現実極まりないものがテーマである以上、登場人物の行動、思考もみな現実的であり、大団円ではない終わりも現実を感じさせた。しかし、そこには未来への希望が確かにある。