
この本について
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レビュー
ただ、非現実的と言っても、銀行の内部事情や事件の背景等はリアリティがあって説得力は十分。だからといって小難しい構図が描かれている訳でもなく至ってシンプルな勧善懲悪な物語。半沢にしたって、家に帰れば銀行組織(会社)の事を理解せずに自分本位な正論をぶつけてくる妻の価値観との相違に悩まされる普通のサラリーマンを反映させたキャラクター。更には、銀行という組織の中で夢と現実に折り合いをつけつつ自分なりの人生を考えていく姿勢もしっかりと描くなど、とにかく設定やストーリー構成における絶妙なバランスが素晴らしい!
一介のサラリーマンがここまで上司や組織に楯突くことなんて、、、いやぁ~ムリムリ。。とか思いながらも、しっかりとした世界観とテンポ良い展開に引き込まれて最後はスッキリ爽快!とにかくそんな作品でした。
…だけど、押木の存在は何の伏線だっんだろうか??
それだけが消化不良だったかと。。。

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