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空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)

空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)

池井戸 潤

4.9
50人が登録
3件のレビュー

この本について

走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の母子を直撃した。ホープ自動車が出した「運送会社の整備不良」の結論に納得できない運送会社社長の赤松徳郎。真相を追及する赤松の前を塞ぐ大企業の論理。家族も周囲から孤立し、会社の経営も危機的状況下、絶望しかけた赤松に記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。

みんなの評価

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レビュー

mak246
mak246
2010年9月読了
先ず、とにかく赤松社長の人物像が良い!決して頭脳明晰ではないし弁が立つ訳でもなく、単に素朴な中小企業の2代目社長として描かれているが、その愚直さや熱さに人間臭さを感じさせる。物語はまだ前半にも関わらず、それぞれの立場での思惑が絡み合った起伏に富んだ展開で実に絶妙!赤松社長を応援しつつ下巻へ!!
てしこ
てしこ
2012年1月読了
素晴らしい!!!!!!!赤松運送だけではなくてホープ側の目線でも話が進む。どんどん引き込まれる!
m@i
m@i
2013年2月読了
熱いね、池井戸さんの話は。ワクワクドキドキさせられます。

読書ステータス

読書中 1人
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