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ロード

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日明 恩

この本の所有者

(3.5)
7人が登録
40回参照
2012年9月20日に更新

書籍情報

著者:
日明 恩
ページ数:
440ページ
参照数:
40回
登録日:
2012/09/20
更新日:
2012/09/20
所有者:
genki genkiさん

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内容紹介

元暴走族という過去を持つ消防隊員、生田は、周囲も認めるベテランの運転手。だが、二ヶ月前に異動してからは、慣れない救急車のハンドルも握らなければいけなくなり、今は勉強の日々。そんなある日、路上で倒れていた男を車内に収容したところ、突然、その男、悠木がナイフを手に仲間の救急隊員を人質にとる。同じ頃、警察とテレビ局に謎の男から犯行声明が入った。男は、悠木の家族を人質にしていること、悠木に爆弾を持たせていることを告げ、ゲームの開始を宣言する。生田は過熱するマスコミに追われながら、犯人が設定したタイムリミットを目指して救急車を走らせ続ける。
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『鎮火報』『埋み火』からのスピンオフということで、生田に馴染はあったものの、今までのサブで培ったキャラを損なわず主役格としても十分な存在感を発揮していた。
…奥さんが元警察官だとは思わんかった。。。

物語的にも『鎮火報』『埋み火』のスタイルを踏襲しているのか、エンターテイメント性を表に出しながらも、その軸には救急病院による受け入れ拒否や、救急士が医療行為を行えないといった救急に関する社会問題を提示していっている。その問題に対しても、救急隊員の日常や業務について細かく書かれているからこそ、彼らの抱える葛藤も良く伝わってくる。
これもシリーズの特徴なのかもしれないが、大山雄大がそうであったように、生田も決して生真面目な熱血救急隊員ではない。
元々ヤンキー出身で、本曰くマイナスからのスタートのキャラクターだからこその説得力であったり、その想いが伝わりやすく構成されてたんじゃないだろうか。。。

生真面目と言えば、意外なトコで星野が登場してきたが、こちらも相変わらずのキャラでうまくストーリーに絡んでくれたかと。。。
その意味では、雄大を話題等で触れるレベルに留め、本人を登場させなかったのも程良いバランスだったように思う。

そして、これでとうとう日明恩作品は全て既読してしまったのか、、、、と思いつつ解説に目を通したら、久々の新作があるんじゃないの!!
『やがて、警官は微睡る』って、こっちも久々の続編で武本・潮田コンビが読める!!
…ま、文庫化までは当分待たされそーだが。。。。

こまきよ
こまきよ Lv.129

外伝もの。本編読んでる人からは高い評価を得てるよう。この人初めて読むけど、文章やストーリーの荒っぽさが気になった。そんなん、ありえへんやんって感じ。まあ、勢いはあるしなんか泣けたけど。

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