
1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉後編 (新潮文庫)
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ようやく全巻読了!まぁ、引っ張るだけ引っ張って、最後のハッピーエンドで全ての話をまとめたって感じだろうか。。。
確かに、キレイな終わり方ではあったし納得のできる展開でもあった。そして、このもどかしい展開でも先が気になって読み進めていくだけの作品力があったのも事実!!
だけど、様々な伏線や謎は1Q84という世界での不思議な出来事って事で片付けられ、内包されているであろう真意がイマイチ伝わってこなかった。
…例えば、天吾の父親の行動とか。。。
父親は何がしたかったのか?そもそも物語の関係者たちの周りに出没した意図は?そしてその行動によって天吾との親子関係にどような影響を及ぼし、1984年では何が変わったというのだろうか???
言い出せばキリはないが、ロマンチックなラブストーリーとしては程良いスリルと謎を投げかけつつ、一般読者の期待に応える結末へ導くまでを面白く読ませた作品だったとは思う。
あと、個人的にタマルというキャラがなかなか興味深かった。青豆とのやり取りや、論理に基づいた行動理念で徹底したプロフェショナルぶりってのが小気味よくて、ちょっとツボだったかと。
…できれば、何故彼があそこまでマダムに付き添うのかの理由も見て見たかった。きっと、金銭以外にそれなりの理由がなければああはならないだろうし。。。
等々と、釈然としていない部分もあるが、結果的には色々と理解を深めたいと思わせるだけのモノを残しているのだから、それなりに優れた作品だったのかも。。。

一気に読み通した。不思議な世界穏やかでスリリング

素晴らしい世界観。頭の中に世界が広がる?



250920
















































