白昼の死角 (角川文庫 緑 338-25)
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📝 レビュー (miyanさんのレビュー)
密なピカレスク小説。
ミステリーだけれども、悪人がメインですので。
とにかく食えない悪人。
冷酷、で、大胆で、狡猾で。
しかし彼は唯一勝てないものがあり
それにより彼のさえわたる頭脳は
敗れてしまうのですが…
究極の悪人です。
でも彼は鬼畜じゃないのです。
読み終えてもそうは思いませんでした。
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ページ数が苦にならないほどの
密なピカレスク小説。
ミステリーだけれども、悪人がメインですので。
とにかく食えない悪人。
冷酷、で、大胆で、狡猾で。
しかし彼は唯一勝てないものがあり
それにより彼のさえわたる頭脳は
敗れてしまうのですが…
究極の悪人です。
でも彼は鬼畜じゃないのです。
読み終えてもそうは思いませんでした。