AIが見つけた似た本
「赤い人 (講談社文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
紅 (集英社スーパーダッシュ文庫)
片山 憲太郎
揉め事処理屋を営む高校生・紅真九郎のもとに、とある少女を守るという依頼が舞い込んできた。少女の名は、九鳳院紫。世界屈指の大財閥の御令嬢。詳しい事情を聞かされぬまま、真九郎は紫との共同生活を開始。彼女の...
奪取〈上〉 (講談社文庫)
真保 裕一
一千二百六十万円。友人の雅人がヤクザの街金にはめられて作った借金を返すため、大胆な偽札造りを二人で実行しようとする道郎・22歳。パソコンや機械に詳しい彼ならではのアイデアで、大金入手まであと一歩と迫っ...
川の深さは (講談社文庫)
福井 晴敏
「彼女を守る。それがおれの任務だ」傷だらけで、追手から逃げ延びてきた少年。彼の中に忘れていた熱いたぎりを見た元警官は、少年を匿い、底なしの川に引き込まれてゆく。やがて浮かび上がる敵の正体。風化しかけた...
6ステイン (講談社文庫 ふ 59-9)
福井 晴敏
愛する男を待ち続ける女、隠居した天才的スリ、タクシー運転手として働きながら機が満ちるのを待った工作員。心に傷を持ちながら、独り誇りを抱き続けた者たちの消せない染み。あきらめることを知らない6つの魂が、...
赤い人というタイトルとタイトル絵に惹かれて買った一冊。
読み進めていくうちに、明治時代に建てられた北海道の監獄のお話ってコトを知って、はーと思いつつ読み進めました。
つか、あまりにも人使い荒すぎ!って思ったり。だって、農作業なんて軽い方で、冬になっても足袋の一つも貸与されず、しまいには炭坑とか鉱山とか道路工事に駆り出されたりして。ホントバタバタ人が死んでいきます。当時の刑務所(集治監)の様子がよく分かる内容になっています。
当然罪は罰せられるべきだと思いますけど、当時は思想犯とか政治犯なども多かったりもして、この罰し方はどうなのかなーと思ってしまいました。まあ、この罰でもなまぬるい!と思える人もいた訳ですが…。
赤い人と言うのは、当時の囚人に着せされていた上着の色から来ています。目立つので脱走しても見つけやすいとの事から。