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羆嵐 (新潮文庫)

羆嵐 (新潮文庫)

吉村 昭

この本の所有者

(4.5)
18人が登録
223回参照
2012年2月10日に更新

書籍情報

著者:
吉村 昭
ページ数:
226ページ
参照数:
223回
登録日:
2012/02/06
更新日:
2012/02/10
所有者:
umanari umanariさん

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内容紹介

北海道天塩山麓の開拓村を突然恐怖の渦に巻込んだ一頭の羆の出現!日本獣害史上最大の惨事は大正4年12月に起った。冬眠の時期を逸した羆が、わずか2日間に6人の男女を殺害したのである。鮮血に染まる雪、羆を潜める闇、人骨を齧る不気味な音...。自然の猛威の前で、なす術のない人間たちと、ただ一人沈着に羆と対決する老練な猟師の姿を浮彫りにする、ドキュメンタリー長編。
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読書履歴

2012/02/10 226ページ

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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%AF%9B%E5%88%A5%E7%BE%86%E4%BA%8B%E4%BB%B6

1915年に北海道で起きた事件。一頭の熊によって二日間で7人の命が失われました。

なんと言うか、正直生々しいです。自然を前にした人間の弱さ、もろさをまざまざと見せつけられる内容です。

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6人の死亡者を出した日本最大の獣害事件を扱った小説。自然の脅威の前には、警察ですら手も足も出ない。唯一の希望は村で鼻つまみ者の、一人の猟師。果たしてその結果は?陰惨な内容につき☆マイナス1。個人的には☆5。

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