📝 レビュー (こうともぱぱさんのレビュー)
壇ノ浦の決戦の前、平教盛は「わしは相国とは十歳違い、幼児の頃より
相国の羽交いの下に育ち、その栄達をこの眼で見、相国の子のそちたちの栄華の姿を見てきた。今、平家はすいぼの極に達し、兄経盛の子らと同様、わしの子教経も一ノ谷の戦いで失い、諸行無常を肌で知る、人として生れ育ち、見るべきものは悉く見たのだ、せめて最期は潔く果てたいと思うのみである」
読書履歴
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