
畑村式「わかる」技術 (講談社現代新書)
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内容紹介

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「わかる」ってこと、言われるまで、どんなことか、良く分かっていませんでした。
「わかる」のフレームワーク、って概念自体、自分の中には無かったですから。
英語の「on」を、日本語訳の「〜の上で」って理解してしまうと、「The spotlights on the ceiling(天井にあるスポットライト)」で?となってしまう話や、ルート検索を「直感」ではなく「直観」で理解すると言った話、などなど。興味深い話多いです。
また、「経験主義」、「勘」、「丸暗記」に対して警鐘を鳴らすとともに、「占い」自体を否定しないスタンス。なんだか、この辺りからワクワクしてきてしまいました。偏ってないなーって感じで。
著者の方がとあるところで、社長さんに投げかけられる質問「この部屋に来るまでに何段階段を上ったの?」。そして、検討、推定を重ねて答える著者。
本を読むことって、知識を貯える上では、非常に有効な手段だと思っています。でも、この本でも述べられているように、自分がいかに課題を見出し、それを解決して行くのか。すなわち「知恵」が、この時代ならなおさら大事になってくると思っています。もちろん、読書は最低条件、それ以外にも、知識を得る手段は沢山あるのですし。それから先が勝負だと。
マニュアル通りにやってて上手く行くなら、そんな苦労も無い訳で。って、そんな世界つまらなさすぎます。

失敗学で有名な著者が、「わかる」という事について、自身の考え方を解説している。
普段「わかる」と思い込んでしまう落とし穴、物事を本質的に「わかる」ためのアドバイスが書かれている。