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風花病棟 (新潮文庫)

風花病棟 (新潮文庫)

この本の所有者

(4.0)
6人が登録
1,569回参照
2011年11月15日に更新

書籍情報

ページ数:
375ページ
参照数:
1,569回
登録日:
2011/11/13
更新日:
2011/11/15
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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内容紹介

乳癌と闘いながら、懸命に仕事を続ける、泣き虫先生(「雨に濡れて」)。診療所を守っていた父を亡くし、寂れゆく故郷を久々に訪れた勤務医(「百日紅」)。三十年間地域で頼りにされてきたクリニックを、今まさに閉じようとしている、老ドクター(「終診」)。医師は患者から病気について学ぶのではなく、生き方を学ぶのだ―。生命の尊厳と日夜対峙する、十人の良医たちのストーリー。
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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
これいいです。なんだか心に残ったのです。ときどき涙ぐんだりもして。

「医師」と言う視点で描かれた短編集。

命を預かると言う立場にあるからこそ直面する場面。その情景を事細かに記しているのは著者自身が医師だからこそ、なせることなのかと。

医師だった父との確執を悩みつつも自身が医師となった状況で遭遇した様々なことを綴る「百日紅(さるすべり)」、第二次大戦中の父島で起きたことを起点とした日米の心の交感を描く「チチジマ」、「顔」とは一体なんなのかを問いかける「顔」、ベトナムの国の成り立ちとその歴史に立ち会った一人の医師の姿を描いた「震える月」などなど、心にグッと来る作品が揃ってます。

そして、最後に「終診」を持ってくるところにも、なんと言うかこの本に込められた想いを感じました。

読書履歴

2011/11/15 375ページ
2011/11/15 278ページ
2011/11/15 192ページ
2011/11/14 123ページ
2011/11/14 104ページ
2011/11/13 41ページ
2011/11/13 16ページ

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これいいです。なんだか心に残ったのです。ときどき涙ぐんだりもして。

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医師だった父との確執を悩みつつも自身が医師となった状況で遭遇した様々なことを綴る「百日紅(さるすべり)」、第二次大戦中の父島で起きたことを起点とした日米の心の交感を描く「チチジマ」、「顔」とは一体なんなのかを問いかける「顔」、ベトナムの国の成り立ちとその歴史に立ち会った一人の医師の姿を描いた「震える月」などなど、心にグッと来る作品が揃ってます。

そして、最後に「終診」を持ってくるところにも、なんと言うかこの本に込められた想いを感じました。

Shinobu
Shinobu Lv.76

震える月、は良かった。

退屈なようで、そうではない。短い後書きも読むべき。

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