
快楽なくして何が人生 (幻冬舎新書)
この本の所有者
1人が登録
190,875回参照
2011年6月8日に更新
📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
レビュー:
夜逃げ、文学賞受賞、自営バーの破綻、同僚の女教師との結婚、ポルノ作家への転身・・・。先日他界した団鬼六の聞き書き的自伝である。波瀾万丈にすぎる内容で、興味深くないわけではない。ただ、断筆、将棋雑誌主宰、棋士のパトロン、廃刊による自宅競売など、SMと並ぶべき、将棋に纏わるエピソードがゴッソリ抜け落ちている.また、構成や文体もいまいちで、所詮、新書という感じか。将棋世界の元編集長で現恋愛小説家(?)でもある大崎善生(「聖の青春」)が団鬼六の評伝を執筆中とのことである。大適任であり、むしろそちらに、大期待。なお、本書は、「情報考学」推薦。
AIが見つけた似た本
「快楽なくして何が人生 (幻冬舎新書)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
七つの黒い夢 (新潮文庫)
乙一
天使のように美しい顔をした私の息子。幼稚園児の彼が無邪気に描く絵には、想像を絶するパワーがあった。そしてある日―。乙一の傑作「この子の絵は未完成」をはじめ、恩田陸、北村薫、岩井志麻子ら、新感覚小説の旗...
19人
4