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新版 チェルノブイリ診療記 福島原発事故への黙示 (新潮文庫)

新版 チェルノブイリ診療記 福島原発事故への黙示 (新潮文庫)

菅谷 昭

この本の所有者

2人が登録
3,655回参照
2011年12月19日に更新

書籍情報

著者:
菅谷 昭
ページ数:
245ページ
参照数:
3,655回
登録日:
2011/12/17
更新日:
2011/12/19
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
福島の話から原発に興味が向いていたこともあって購入。

チェルノブイリの事故も詳しいところを知らなかったところもあって大変ためになりました。

しかし、この著者の方の志の高さには感服します。自分が一体死ぬまでに何が出来るのだろうかと思わずにはいられませんでした。

放射能後遺症の一つ、甲状腺障害。著者の方は単身、その治療のためにチェルノブイリのあるベラルーシへと旅立ちます。その被害の多くは小さな子供たち、ソ連時代の余波もあってか不十分な機材、意識の低い(と言っても国の事情があるようですが)スタッフの対応で子供たちがつらい状況にあるのがなんともやるせないです。

「チェルノブイリは四番目の問題さ」

という人の言葉が現ロシアの抱えている問題の奥深さを語っているようでもありました。

しかし、日本、こんなに安穏としてていいのか!?と改めて感じたり。

読書履歴

2011/12/19 245ページ
2011/12/19 168ページ
2011/12/18 70ページ
2011/12/17 48ページ

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