武士道シックスティーン
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武士道。
の一言に尽きるのだけど。
というか、剣道って結構難しい競技だと思う。明確に勝敗があるけれども、気剣体の一致、とか、精神の修行、みたいなことを言ったりする。結局、何なのかよく分からない。よく分からないけど、ひたすら素振りしてた頃は結構楽しかったなぁ、などと、まぁ、途中で剣道ドロップアウトした身分ながら、そんなこと思ったりして。
あのとき届かなかったものって、こういうものなのかなーとか。フィクションだからこそ、見える世界っていうか。なんて、ちょっと格好つけてみたりする。
で、この作品はそんな格好いいものではなくて、むしろ結構情けなかったりするのだけど、けれども、等身大の剣道、っていうのがそこにあるんじゃないかな、って。
たとえば、ぼくはしっぷうどとうが好きだったりする。あれは、とてもよい剣道マンガだった。けれども、以来、あの熱さをマンガで味わうことはずっとなかった。しばらくして、またやって来た。
出会ったのが、バンブーブレードだった。
で、そんなバンブーブレードが好きなひとは結構いるんじゃなかろうか、と思うわけですが、そんなひとにおすすめの一冊です。女子高生。竹刀。面。面面面。小手。胴胴。剣道を通して二人の少女の成長を描く青春小説、ということになるのだけど、まぁ、その過程は何千語を費やしたとて、伝えきれない、読んでもらうよりほかないのです。本ってそういうもの。だから、バンブーブレードが好きな人は、ぜひどうぞ。剣道やったひとも、好きなひとも、ぜひ。
ああ、好きなものほど上手く言葉にできないなあ。
もっと早くに読んでおけばよかった。磯山楽しすぎ何時代の人?
軽快さがいいね。