内容紹介
書籍情報提供: Google Books
AIが見つけた似た本
「ボックス! 下」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を10冊見つけました
ボックス! 上
百田 尚樹
アホでおちゃらけだが天才的ボクシングセンスを持つ鏑矢義平。彼の所属する恵比寿高校ボクシング部に幼なじみでいじめられっ子だった木樽優紀が入部した。特進コースで成績トップクラスの木樽の入部は周囲を驚かせる...
ボックス!
百田 尚樹
高校ボクシング部を舞台に、天才的ボクシングセンスの鏑矢、進学コースの秀才・木樽という二人の少年を軸に交錯する友情、闘い、挫折、そして栄光。二人を見守る英語教師・耀子、立ちはだかるライバルたち...様々...
化物語(上) (講談社BOX)
西尾 維新
阿良々木暦を目がけて空から降ってきた女の子・戦場ヶ原ひたぎには、およそ体重と呼べるようなものが、全くと言っていいほど、なかった―!?台湾から現れた新人イラストレーター、“光の魔術師”ことVOFANと新...
破門 (単行本)
黒川 博行
映画製作への出資金を持ち逃げされたヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮は、資金回収のため、関西とマカオを奔走する。巨額の資金をめぐる争いはやがて組同士のトラブルに発展し、桑原にも絶体絶命の危機が!
モンスター
百田 尚樹
田舎町で瀟洒なレストランを経営し、町中の男を虜にする絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ呼ばわりされ友達もできない悲惨な日々。そして思い悩んだ末、ある事件を起こし...
錨を上げよ(上) (100周年書き下ろし)
百田 尚樹
戦争が終わってちょうど十年目、いまだ空襲の跡が残る大阪の下町に生まれた作田又三。高度経済成長、六十年安保闘争、東京オリンピック、大阪万博、よど号ハイジャック事件、日本列島改造論、石油ショック―激動の昭...
海賊とよばれた男 上
百田 尚樹
敗戦の夏、異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、なにもかも失い、残ったのは借金のみ。そのうえ石油会社大手から排斥され売る油もない。しかし国岡商店は社員ひとりたりとも馘首せず、旧海軍の残油集めな...
若き天才アスリート達が高校ボクシングを通じて青春の苦悩、人生の選択と運命そして人間の才能について感じさせてくれる感動ストーリー。上巻は作者のストーリーテラーぶりに舌を巻き、下巻はフィナーレへ向けて心揺さぶられ続けます。電車の中で涙が止まらなくなりました(私の場合よくあることですがw)
才能、友情、選択、成長、自信、挫折、再生、努力、復活、運命、これらはサクセスストーリーには欠かせない要素だと思います。おそらくはこんなエキスがうまい具合にちりばめられ、スピーディーで感動的なハッピーエンディングへと読者を誘ってくれてるのだと思います。しかしこの小説のメインテーマは上記のすべてを備えながらも結末はお約束のサクセスストーリーではありません。
「たしかに才能というのは地下に眠る鉱脈・・実際にはほとんどの人が自分の中にすごい鉱脈が眠っているのに気付かんと一生を終えるんやと思います。」というくだりがありますが、作者は誰にでも天賦の才の可能性を感じさせていつの間にか作品世界に引き込んでしまいます。つまり多くの読者は高校時代に回帰させられてしまうのでは⁈
(ここからはネタバレ含みですが)
作者デビュー作の「永遠の0」に同じく、天才的な才能は結果的に草庵に埋もれてしまうわけですが、これはイコール不幸でない演出が心憎い!
主人公は自らの稀有な才能を生かしきれないわけですが、才能があり、努力して勝利と時の女神に微笑みを与えられ、ボロボロになるまで燃え尽きて多くの人々から賞賛されたものの、決して自ら望んだ訳ではない半身不随の厳しい余生を強いられる者とどちらが充実した幸福な人生であるのでしょうか?(そう言えば、昔のスポコン系は前者のパターン多いなぁ)これは当事者でないと決して理解出来ないことなのでしょう。才能があると信じて努力した人々がすべて報われるわけではない運命の非情と、報われなかった運命の先には不幸ばかりがあるわけじゃない救い。
可能性を信じて前に進み続けることの大切さは、多くの読者に感動を届けてくれるお話だと思います。
久しぶりに、人に紹介したい本に出会えた。登場人物と一緒に、共感し合えたような気持ちさえしている。素晴らしい作品をありがとう❗️