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モンスター (幻冬舎文庫)

モンスター (幻冬舎文庫)

百田 尚樹

3.6
69人が登録
11件のレビュー

みんなの評価

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レビュー

Shige
Shige
2013年9月読了
一気読みですわ。ブサイクが初恋を成就させる為に整形で美貌をてにいれ、初恋をみのらせる。
サスペンスのようなドキドキ感はないが、男の滑稽な様は見ていて悲しくなる。その辺の描写は上手い!
mak246
mak246
2012年9月読了
過去の百田作品もそうであったように、今回も従来とは異なるジャンルを突き詰め、徹底した世界観で描かれている。男性である自分には縁遠い「美」に拘る女性心理(コンプレックス?)を軸にしているだけに理解し難い部分もあったが、美容整形に関する件などでリアリティを感じさせるだけに、全体を通じての説得力はあった。
…成程、「美」を追求すると色々あるもんなんだぁ。。。目の間隔比や完璧すぎる「美」よりはゆらぎによる魅力とか。。。。

それにしても主人公である和子の執着・探究はタイトルになるぐらいだからスゴイの一言。
醜い顔での少女時代に受けた体験がそうさせたのだろうが、「美」へのキッカケを掴むと、それに伴ってどんどんと自信もつけていく。整形もある意味で化粧と同じ感覚なんだろうが、この主人公の場合は過去の体験が酷いだけに、自分の変貌と他人から受ける対応の変化にハマり、それを繰り返していく。一種の中毒状態のように…
とは言え、理由や経緯はどうあっても、輝く女性になって心が満たされるのであれば、醜いままで悶々と人生を過ごすよりは精神衛生的にも健全ではないだろうか。ましてや、この主人公はその為の犠牲を払い努力も惜しまずにやっているのだから。
そう考えると「整形」そのものに対する抵抗感は以前よりも薄れたのかもしれない。。。

ただ、この物語はそんな健全な精神で幸せを手にするようなおとぎ話にはなっていない。
「美」を手にしただけでは心が満たされず、過去の恋心に捕らわれてしまう。「美」を手にした自分なら「男」も手に入れるだろうと…
その心理や行為も含めて『モンスター』なのだろうが、最後の最後に美帆ではなく、和子として幕引きが用意されていたのが本作のせめてもの救いって感じかと。。。
マーク
マーク
2012年12月読了
著者にしては、ややありきたりか
Kota
Kota
2013年2月読了
淡々と話が進んでいく感じ。イマイチ盛り上がりにかけるかける。
yuchan
yuchan
2013年4月読了
この作品を映画化すると聞いたので読んでみた。「人は外見で決まるわけではない。内面が大事。」とはよく言われるが、そんなことはない。外見でほぼ決まる。だいたい、美人じゃないものはこころまでブスになる。自分に自信がなくひねくれるから。美にこだわり整形をくりかえし、今までできなかったこと、復讐する様は共感はできないが、おこがましいかもしれないがわかるような気がした。あの場面であのひとについていけば幸せな第二の人生が送れたのかもしれないのにともどかしい思いもしたが、狂おしいまでにひとりの男に執着する主人公に脱帽。
a3h2m3
a3h2m3
2013年6月読了
実は初・百田先生作品でした。美容整形の大変さ、美人な女性に男は結局何を求めてるのか?読んでるうちにどんどん引き込まれました。最後は和子に戻れて良かった。
gugucchi
gugucchi
2013年7月読了
さくさく読める。
kokoron
kokoron
2013年7月読了
まぁまぁかな 一気に読めちゃう作品ではある
ウルトラあきら
ウルトラあきら
2013年10月読了
読み終わった後、凄い胸が苦しく痛みました。作者が書いてることは本当だと思います。世の中の男性が女性への視点。
女性から男性への視点。顔じゃなく中身とはよく言ったもんだと思います。周りを見てると確かにそうだと頷ける点が多々とありました。そして恋は儚いと。
映画化もされてるとのことなので見てみたいです。
すー
すー
2013年9月読了
読み出したら止まらない、
一気読みの本!!

不細工な為に周りから悪口を言われたり、恋愛もできずにいる女が、
莫大な金額をかけ、
完璧な美人に変身を遂げる!
そして、初恋の男性と出会う!!

男性は見た目でやっぱり女の扱いを変えてるよなーって思った!
見た目が全てではないけれど、
見た目は大きい!!

読書ステータス

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