📝 レビュー (Yooさんのレビュー)
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荒神
宮部みゆき
時は元禄、東北の山間の仁谷村が一夜にして壊滅状態となる。隣り合う二藩の因縁、奇異な風土病を巡る騒動...不穏さをはらむこの土地に“怪物”は現れた。仁谷擁する香山藩では病みついた小姓・直弥や少年・蓑吉ら...
魔術はささやく (新潮文庫)
宮部 みゆき
それぞれは社会面のありふれた記事だった。一人めはマンションの屋上から飛び降りた。二人めは地下鉄に飛び込んだ。そして三人めはタクシーの前に。何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死...
宮部みゆきの三島屋シリーズの4巻目。死んだ肉親を呼び戻そうとする絵師を描く「迷いの旅籠」、仕出し屋の休業の謎を巡る「食客ひだる神」、限界まで追い込まれた山里の悲しい「三鬼」、商家を災難から守る大きな代償を要求する「おくらさま」の4話からなっている。ひだる神は、ややほっこりする話だが、あとの話はなかなか凄まじいが、いつもながら面白い。最後のおくらさまは、黒白の間にこもるおちかの状況と重ねられている。