サイコパス (文春新書)
この本の所有者
内容紹介
書籍情報提供: Google Books
AIが見つけた似た本
「サイコパス (文春新書)」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を10冊見つけました
名著講義 (文春文庫 ふ 26-3)
藤原 正彦
偉大なる先人たちの「名著」を毎週一冊読み続け議論しあうことによって、「昔の人は無知蒙昧、自分達現代人が当然ながら歴史上一番偉い」と教えられてきた学生達の多くが、江戸や明治の人々は人間として自分たちより...
アンと青春
坂木 司
美人で頼りがいのある椿店長。「乙女」なイケメン立花さん。元ヤン人妻大学生の桜井さん。そして、食べるの大好きアンちゃん。『みつ屋』のみんなに、また会えます。 未来に迷う女子にも、夢に押し潰されそうな男子...
様々な研究例を紹介しながら、サイコパスを多面的な理解しようとした本作品は、ともすれば難解になりがちな脳科学がわかりやすい言葉で語られており、理解しやすい。サイコパスと言えば織田信長など、かなり突出した人物を想起させるが、意外にもそこそこの割合で身の廻りに存在すること、そのあり様も様々であることが驚きだ。著者は、そんなサイコパス達との共存を説くが、普通の感覚では感じるはずのことを感じない彼等と、本当に共存なんて可能なのだろうか。
およそ100人に1人の割合でサイコパスは存在するという帯に惹かれて手に取った。サイコパスは快感や喜び、不安、恐怖といった情動を司る扁桃体の活動が低いということと長期的な視野に立って計算したり、様々な衝動にブレーキをかけている前頭前皮質の結びつきが弱いというように脳科学の面から解説されていて納得がいった。必ずしも凶悪犯とは限らず社会的地位が高い人もいる。むしろ人類という種の繁栄には必要だったという。共存せざるを得ないサイコパスを知っておくために読んでよかった。
20161120第1刷発行
20170315第10刷発行
文藝春秋
文春新書1094
Amazon新刊
20170728入手
¥780 税
定価税込