
読書履歴
AIが見つけた似た本
「本屋さんで待ち合わせ」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
私の男
桜庭 一樹
優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―...
起業・企画・営業・雑談のネタは日常の諦めている不便利から
田口 元
人気サイト『百式』に寄せられた全国読者からの投稿を厳選して一挙公開。日常生活のしょうがないなぁ...を逆転の発想で打ち破るアイデアの数々。雑談のネタからビジネスのヒントまで、アイデアに悩むすべての人に...
奪取〈上〉 (講談社文庫)
真保 裕一
一千二百六十万円。友人の雅人がヤクザの街金にはめられて作った借金を返すため、大胆な偽札造りを二人で実行しようとする道郎・22歳。パソコンや機械に詳しい彼ならではのアイデアで、大金入手まであと一歩と迫っ...
金閣寺
三島 由紀夫
1950年7月1日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み―ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、...
サービスを超える瞬間 実例・実践編
高野 登
仕事だけでなく、家族、友人、恋人など...人と接するときに役立つ「心のありよう」。多くの人に感動を与えたベストセラー『リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間』の著者・高野登氏が共感するホス...
クラインの壺 (講談社文庫)
岡嶋 二人
200万円でゲームブックの原作を、謎の企業イプシロン・プロジェクトに売却した上杉彰彦。その原作をもとにしたヴァーチャルリアリティ・システム『クライン2』の制作に関わることに。美少女・梨紗と、ゲーマーと...

ファンである三浦しをんの読書エッセイとのことで、もの凄く期待していたが、今イチであった。理由は、ほぼ全てが新聞や雑誌に掲載されたものであり、分量や内容が「よそゆき」であるということに尽きる。ノンフィクションの紹介が多いが、彼女の本領は、偏愛する小説・漫画を対象とする長文エッセイである。襟を正して真正面からガチンコに、若しくは、片っ端から愛を込めた突っ込みを徹底的に入れまくるというような・・・。それら全くなかったのが残念。本書でよかったのは以下の3つ。
①萩尾望都の原画展に寄せたラブレター的感想文
②宮木あや子の「花酔道中」に対する真正面から真面目にその素晴らしさを称えた文章(官能小説として紹介されることが多いが、遊女ものの傑作と思う)
③彼女が大ファンである丸山健二の小説・エッセイのお勧め文(いくつか読んでみたいと思った)

BL書評に笑った。でもやっぱり文章書くのが仕事の人はたくさんのいろんなジャンルの本を読むんだなあと改めておもった。本が読みたくなる書物でした。

書評集だけど、面白い。気になった本はメモして。片っ端から読み始めています。