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文人悪食 (新潮文庫)

文人悪食 (新潮文庫)

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5人が登録
119回参照
2016年10月31日に更新

書籍情報

ページ数:
562ページ
参照数:
119回
登録日:
2016/10/31
更新日:
2016/10/31

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内容紹介

「何か喰いたい」臨終の漱石は訴え、葡萄酒一匙を口に、亡くなった。鴎外はご飯に饅頭を乗せ、煎茶をかけて食べるのが好きだった。鏡花は病的な潔癖症で大根おろしも煮て食べたし、谷崎は鰻や天ぷらなど、こってりした食事を愉しんだ。そして、中也は酒を食らって狂暴になり、誰彼構わず絡んでいた。三十七人の文士の食卓それぞれに物語があり、それは作品そのものと深く結びついている。
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正直ひどいなーって人もいますが皆さん食を楽しんだ理に組んだりしながら名作を生み出したんだなーというのがわかったような。いろいろ作品読んでみようっと。

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