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文士の料理店 (新潮文庫)

文士の料理店 (新潮文庫)

嵐山 光三郎

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1件のレビュー

この本について

「松栄亭」の洋風かきあげ(夏目漱石)、「銀座キャンドル」のチキンバスケット(川端康成)、「米久」の牛鍋(高村光太郎)、「慶楽」のカキ油牛肉焼そば(吉行淳之介)、「武蔵」の武蔵二刀流(吉村昭)―和食・洋食・中華からお好み焼き・居酒屋まで。文と食の達人厳選、使える名店22。ミシュランの三つ星にも負けない、名物料理の数々をオールカラーで徹底ガイド。

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2013年9月読了
タイトル買いしてみたらなかなか面白かったです。

タイトル通り、著名な小説家達がどのような料理店をどのように愛したのかを綴った一冊。

森鴎外、夏目漱石、坂口安吾、三島由紀夫、遠藤周作、吉村昭などチョイスもすごいです。さりげなく各人の著書が料理と絡めて紹介されているのも好みのスタイル。

ロールキャベツ、パッションフルーツのゼリー、新橋の末げん、金目鯛・武蔵二刀流、水菜とコロの鍋、などなど料理のチョイスも渋いと言うか時代を感じさせるものです。でもそれが良い。

料理も本も好きな人には間違いなくおすすめ。

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