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悪の教典 下 (文春文庫)

悪の教典 下 (文春文庫)

貴志 祐介

3.9
64人が登録
8件のレビュー

この本について

圧倒的人気を誇る教師、ハスミンこと蓮実聖司は問題解決のために裏で巧妙な細工と犯罪を重ねていた。三人の生徒が蓮実の真の貌に気づくが時すでに遅く、学園祭の準備に集まったクラスを襲う、血塗られた恐怖の一夜。蓮実による狂気の殺戮が始まった!ミステリー界の話題を攫った超弩級エンターテインメント。

みんなの評価

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レビュー

yuyuyuyumippe
yuyuyuyumippe
2012年10月読了
おもしろかったけど、最後の最後が…
Mao
Mao
2012年11月読了
誰でも、蓮実のような性質は潜在的に持っていると思う。
蓮実聖司は自由である。そしてこども。智能は天才的やとは思うが。
自分の思い通りにならなかったら殺す。特に弱みを握られないために殺しているのが印象的だった。それは、自分が一番であるべきだという絶対的な自信と、人を全く信用していない不信感からやってきているのだろう。
でも、何か蓮実には共感できるところがある。
こまきよ
こまきよ
2012年11月読了
2011年このミスベスト10 No.1。怖かった。夜読むと寝れなくなっちゃう。子供にはお勧めできない。バトルロワイヤルなどはかなり批判もあったと思うけど、最近では受け入れらてるのかな。この人のは緻密な重苦しさが魅力だが、突然、無意味にエロいのやグロいシーンがあったり、集中が切れて展開が投げやりな感じがすることがあるのが気になってた。この本は、すげーど派手な展開で途中で感覚が麻痺してくるけど、最後まで破綻せず完結してる。読み応えあり。
あつた
あつた
2013年4月読了
ドキドキした。
GODER
GODER
2013年6月読了
まさか、そこまでするとは!と思わずにはいられない展開だった。
ラストも中々に想像力を掻き立てられる終わり方だったと思う。
強いて言うならば、最後の「アクノキョウテン」は絶対いらんかったやろ…
ようこりん
ようこりん
2013年10月読了
上に続いて蓮見先生のダーク面と過去が壮絶。後半は校内での体力虐殺シーンで、読んでいても段々感覚が麻痺してくる。単純に犯人が悪い、というより、そもそも蓮見は何が違ったのか、障害なのか病気なのかが気になった。
すばるば
すばるば
2013年12月読了
ハスミンの一貫した考え方は、人間離れしてて面白く読めたけど、途中から人を殺す話が本当のメインに感じられて残念だった。他の狂気殺人よりも生まれたての怪物ってのは新しいけど芸はないかも。あと、ハスミンの生い立ちなんかは全部上で終わらせたのもな〜
伊賀ちゃん
伊賀ちゃん
2013年12月読了
まさに血祭りで面白かった

読書ステータス

読了 56人
読みたい 8人