ヘヴンリー・ブルー (集英社文庫)
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天使の梯子 Angel's Ladder (集英社文庫)
村山 由佳
バイト先のカフェで耳にした懐かしい声。それはフルチンこと古幡慎一が高校時代に思いを寄せた先生、斎藤夏姫のものだった。8歳年上、29歳の夏姫に、どうしようもなく惹かれていくフルチン。だが彼女は、体はひら...
娼年 (集英社文庫)
石田 衣良
恋愛にも大学生活にも退屈し、うつろな毎日を過ごしていたリョウ、二十歳。だが、バイト先のバーにあらわれた、会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香から誘われ、とまどいながらも「娼夫」の仕事をはじめる。や...
「天使の卵」「天使の梯子」シリーズの番外編。両著のヒロインである夏姫の視点で書かれたエッセイ風アナザーストーリー。作者が本当にこの作品を大事にしてるのが伝わってくる。と同時に、作者自身が後半部分の自身ブログで述べているように初作「天使の卵」から10年を経て、新たな角度から光を当てることで、自らの作品に対する捉え方の変化を表現したかったのだろう。あっという間に読み終わってしまうし、基本的に前2作の基本ラインに忠実なのだが、やはり面白く引き込まれるし、きれいな光にあふれている。作者自身の私生活と心境の変化までが感じられる後半部分のブログ風あとがきも興味深い。