内容紹介
書籍情報提供: Google Books
AIが見つけた似た本
「老人力 全一冊 (ちくま文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
紅 (集英社スーパーダッシュ文庫)
片山 憲太郎
揉め事処理屋を営む高校生・紅真九郎のもとに、とある少女を守るという依頼が舞い込んできた。少女の名は、九鳳院紫。世界屈指の大財閥の御令嬢。詳しい事情を聞かされぬまま、真九郎は紫との共同生活を開始。彼女の...
新訂 徒然草 (岩波文庫)
西尾 実
『徒然草』の面白さはモンテーニュの『エセー』に似ている。そしてその味わいは簡潔で的確だ。一見無造作に書かれているが、いずれも人生の達人による達意の文章と呼ぶに足る。時の流れに耐えて連綿と読みつがれてき...
ホワイトアウト (新潮文庫)
真保 裕一
日本最大の貯水量を誇るダムが、武装グループに占拠された。職員、ふもとの住民を人質に、要求は50億円。残された時間は24時間!荒れ狂う吹雪をついて、ひとりの男が敢然と立ち上がる。同僚と、かつて自分の過失...
人類は衰退しました (ガガガ文庫 た 1-1)
田中 ロミオ
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人...
奪取〈上〉 (講談社文庫)
真保 裕一
一千二百六十万円。友人の雅人がヤクザの街金にはめられて作った借金を返すため、大胆な偽札造りを二人で実行しようとする道郎・22歳。パソコンや機械に詳しい彼ならではのアイデアで、大金入手まであと一歩と迫っ...
思わずクスリとしてしまうところが盛りだくさん。
どうしても「老い」ってネガティブな感じに捉えてしまいがちですが、これを読んで「老いる」のは自然のことなんだ、むしろ、地下が蓄えられているんだ!と思った次第。
・モーロクしたとか、あいつもだいぶボケたとかいうんだけど、そういう言葉の代わりに、「あいつもかなり老人力がついてきたな」というふうにいうのである。
・物忘れ・イズ・ビューティフル
・老人力の特徴としては物を忘れる、体力を弱める、足どりをおぼつかなくさせる、よだれを垂らす、視力のソフトフォーカス、あるいは目の前の物の二重視、物語りの繰り返し、…
・最近のパソコンとかインターネットとか、ああいう社会的な道具は非常にコセコセしていますね。
・でも、面白いことに、限界がわかってからのほうが、かえって自分のやりたいことができるようになったりするんです。…
・すべてを水に流せないコンピューター
・いわゆる偏差値がどうのとか、就職がどうのとか、就職もしないうちから予測してシラけている。
・革命的楽観主義
・老人力のソムリエ「この方の老人力は、いわば、くさやの匂いの底にある、洗いたてのほうれん草が、最後の雫を切った先の、右に曲がって三軒目の、格子戸の引手のところの、さびた感触に潜む時計の針みたいに…」
・老人力は田舎力
・初渚 ふみて齢を 愛しけり
って、この方、トマソンの人だったんだー。