
内容紹介

AIが見つけた似た本
「ペテロの葬列」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を5冊見つけました
おめでたい日本人に教える虐殺の歴史
小滝 透
タブーを紐解けば真実が見えてくる。原爆投下、宗教戦争、共産主義、ナチス、ポルポト、アルカーイダ...気鋭の歴史家が数々の殺戮の軌跡をなぞり、人から人へ、連綿と受け継がれる「人殺しの原理」を読み解く異色...
紅―ギロチン (集英社スーパーダッシュ文庫)
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駆け出しの揉め事処理屋・紅真九郎にきた一通の電話。それは、商売敵である悪宇商会からの勧誘だった。一度は応じた真九郎だが、最終課題に出されたのは、なんと暗殺計画への参加。標的となるのは、一人の病弱な少女...

長い映画を読んでるみたい。バスジャックから離婚に発展していくとは夢にも思わなかった。杉村三郎はずっと小泉こうたろうで話は進んでた。一回ドラマ化されたらキャストは変わらないものだな。次作探偵で帰ってきたら本当に笑ってしまう!


長い割にスッキリしない終わり方
「誰か」「名もなき毒」に続く杉村三郎シリーズの第3弾。今多コンツェルン会長室直属・グループ広報室に勤める杉村三郎はある日、拳銃を持った老人によるバスジャックに遭遇。事件は3時間ほどであっけなく解決したかに見えたのだが、死んでしまった犯人から慰謝料が届く。マルチ商法、詐欺が取り上げられていて登場人物をていねいに書くところがさすがであきさせない。「悪は伝染する」という人間の本質に潜む闇がこのシリーズのテーマらしいが存在感の薄い杉村氏のためか2作目まではぱっとしなかった。今回はシリーズの中で一番印象に残った。