
6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)
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…だけど、本のタイトルにインパクトがあっただけに、予想がついてしまう話の流れも含めてイマイチ盛り上がりきらなかったのが少々残念。
最後の『3時間後に僕は死ぬ』では限られた時間の中でのスピーディーな展開があったり、今まで100%の確立だった圭史のヴィジョンを変えられるのかといった要素もあって、それなりに盛り上がりはしたが、全体を通じるとちょっと不完全燃焼で終わった感は否めない。。。
個人的には、高野さんの作品はハラハラ・ドキドキな要素が全面に出てる方が好みかと。。。
で、それぞれの短編に登場してくる女性が美緒・未来・未亜・美帆と全員が"み"で始まる二文字の名前って何の伏線だったんだろ???
その意図もよく分んなかった。。。

先が全く読めなくて、常にドキドキしながら読めた!



















