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6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)

6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)

高野 和明

この本の所有者

21人が登録
149回参照
2010年10月23日に更新

書籍情報

ページ数:
432ページ
参照数:
149回
登録日:
2010/10/20
更新日:
2010/10/23
所有者:
mak246 mak246さん

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内容紹介

6時間後の死を予言された美緒。他人の未来が見えるという青年・圭史の言葉は真実なのか。美緒は半信半疑のまま、殺人者を探し出そうとするが―刻一刻と迫る運命の瞬間。血も凍るサスペンスから心温まるファンタジーまで、稀代のストーリーテラーが卓抜したアイディアで描き出す、珠玉の連作ミステリー。
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📝 レビュー (mak246さんのレビュー)

評価:
3/5
レビュー:
他人の非日常的な出来事がヴィジョンとして見えてしまう青年、山葉圭史が軸となって展開しいく短編集。予知能力的な部分でいささかファンタジックだが、『幽霊人命救助隊』よりも更に口当たりがまろやかでハートウォーミングな作品に仕上がっている。
どの短編も内容、展開共に悪くはない。中盤の3編はいずれもほのぼのとして温かみがあるし、平凡な中にも未来への希望を抱かせる前向きな終わり方は嫌いではない。
…だけど、本のタイトルにインパクトがあっただけに、予想がついてしまう話の流れも含めてイマイチ盛り上がりきらなかったのが少々残念。

最後の『3時間後に僕は死ぬ』では限られた時間の中でのスピーディーな展開があったり、今まで100%の確立だった圭史のヴィジョンを変えられるのかといった要素もあって、それなりに盛り上がりはしたが、全体を通じるとちょっと不完全燃焼で終わった感は否めない。。。
個人的には、高野さんの作品はハラハラ・ドキドキな要素が全面に出てる方が好みかと。。。

で、それぞれの短編に登場してくる女性が美緒・未来・未亜・美帆と全員が"み"で始まる二文字の名前って何の伏線だったんだろ???
その意図もよく分んなかった。。。

読書履歴

2010/10/23 432ページ
2010/10/22 295ページ
2010/10/21 205ページ
2010/10/20 118ページ

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