インビジブルレイン (光文社文庫)
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ここにきてシリーズの大きな転換期か??
なんか続編が連載中らしいが、この後の展開はレギュラー陣を含めてどーなってるんだろうか?
そもそも、このシリーズの着地点はどこを目指してるんだろ??
作者の意図が全く読めない、、、と言ったのが読了後の素直な感想かと。。。。。
ある意味では前作「シンメトリー」に引き続いて玲子の人間性、しかも「女性」といった部分を掘り下げたような展開になっている。事件中心の展開よりも人物中心になっている辺りは、シリーズ初期作品とは異なる最近の傾向なのかもしれない。。
そのせいか、初期作品に比べると緊張感やスリリングさは欠けている。その一方では物語自体のスピード感やテンポは損なっていないし、従来通りに警察内における軋轢や個性豊かなレギュラー陣の活躍も健在でシリーズ作品としては十分に楽しめる仕上がりだ!
まぁ、日下や勝俣がちょっと控え目な感じはしてしまうけど…
それと、ちょっと気になった点としては警察上層部の圧力があるとはいえ、玲子の単独行動が目立つ部分だろうか。
作者がシリーズをどのように持っていくのかは分からないが、やはり「姫川班」というチームの有り方であったり、そこでの玲子のポジショニングも本シリーズの面白味だったはずだけど、本作ではその部分が省かれてしまっている。
本作では玲子の「女性」の部分にフォーカスするとしても、チームリーダーとしての魅力を省いてまで"個人"に拘らなくても良かった気がする。
等々あるが、とにかく柳井健斗の背負ってきた人生も玲子の恋物語も悲劇的な結末で終わるという、まぁ救いのない物語だった。。
…そんな彼らに負けず劣らず救われないのはシリーズ一貫して菊田なのは否めないが。。。