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始祖鳥記 (小学館文庫)

始祖鳥記 (小学館文庫)

この本の所有者

(4.0)
5人が登録
75回参照
2013年5月14日に更新

書籍情報

ページ数:
509ページ
参照数:
75回
登録日:
2013/05/14
更新日:
2013/05/14
所有者:
あ あさん

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内容紹介

空前の災厄続きに、人心が絶望に打ちひしがれた暗黒の江戸天明期、大空を飛ぶことに己のすべてを賭けた男がいた。その“鳥人”幸吉の生きざまに人々は奮い立ち、腐りきった公儀の悪政に敢然と立ち向かった―。ただ自らを貫くために空を飛び、飛ぶために生きた稀代の天才の一生を、綿密な考証をもとに鮮烈に描いた、これまた稀代の歴史巨編である。数多くの新聞・雑誌で紹介され、最大級の評価と賛辞を集めた傑作中の傑作の文庫化。
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2013/05/14 509ページ

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正しい生き方じゃないかもしれないけど、
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幸吉だけじゃなくて、
なにかに賭けている人たちがほかにもたくさん出てきて、
幸吉の人生のどこかで交差して、共鳴し合って、歴史を作っていく。
なにかをまっすぐに追い求める男達の心意気がまばゆかったです。

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