メニュー
吉原手引草 (幻冬舎文庫)

吉原手引草 (幻冬舎文庫)

この本の所有者

(5.0)
5人が登録
137回参照
2013年3月5日に更新

書籍情報

ページ数:
326ページ
参照数:
137回
登録日:
2013/03/05
更新日:
2013/03/05
所有者:
Gosh Goshさん

この本を共有する

内容紹介

廓遊びを知り尽くしたお大尽を相手に一歩も引かず、本気にさせた若き花魁葛城。十年に一度、五丁町一を謳われ全盛を誇ったそのとき、葛城の姿が忽然と消えた。一体何が起こったのか?失踪事件の謎を追いながら、吉原そのものを鮮やかに描き出した時代ミステリーの傑作。選考委員絶賛の第一三七回直木賞受賞作。
Google プレビュー 書籍情報提供: Google Books
Google Booksで見る

読書履歴

2013/03/05 326ページ

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「吉原手引草 (幻冬舎文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました

78.2%
新訂 徒然草 (岩波文庫)

新訂 徒然草 (岩波文庫)

西尾 実

『徒然草』の面白さはモンテーニュの『エセー』に似ている。そしてその味わいは簡潔で的確だ。一見無造作に書かれているが、いずれも人生の達人による達意の文章と呼ぶに足る。時の流れに耐えて連綿と読みつがれてき...

9人 4
75%
蛇を踏む (文春文庫)

蛇を踏む (文春文庫)

川上 弘美

女は藪で蛇を踏んだ。蛇は女になり食事を作って待つ。母性の眠りに魅かれつつも抵抗する、女性の自立と孤独。芥川賞受賞作他二篇

14人 3.7
74.9%
赤朽葉家の伝説

赤朽葉家の伝説

桜庭 一樹

“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万...

8人 4.3
74.7%
狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)

支倉 凍砂

行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない...

33人 3.7
74.1%
きよしこ (新潮文庫)

きよしこ (新潮文庫)

重松 清

少年は、ひとりぼっちだった。名前はきよし。どこにでもいる少年。転校生。言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを...

42人 3.8
74.1%
奪取〈上〉 (講談社文庫)

奪取〈上〉 (講談社文庫)

真保 裕一

一千二百六十万円。友人の雅人がヤクザの街金にはめられて作った借金を返すため、大胆な偽札造りを二人で実行しようとする道郎・22歳。パソコンや機械に詳しい彼ならではのアイデアで、大金入手まであと一歩と迫っ...

25人 3
ともけん
ともけん Lv.54

名妓葛城に関わる複数の登場人物の語りにより吉原を鮮やかに描き出した秀作。面白く、一気に読み上げた。

zooko012
zooko012 Lv.229

花魁の失踪が関係者の証言の積み重ねにより大どんでん返し的に明らかになるという趣向。時代考証を尽くしたであろう上でのよどみのない会話。キャラクター造形も確か。ほどよく官能的。決してつまらないわけではない。さすが直木賞というべき、本当に達者な小説である。でも、心に触れる何か、のようなものは感じなかったし、たぶん読み返しはしない。そのような意味では、同じ吉原物の宮木あや子「花宵道中」の方が、花魁の人生のどうにもならなさ、儚さ、したたかさを書いて秀逸。生き生きしてリアルでもある。でも、吉原手引草は直木賞で、花宵道中はR-18文学賞で官能小説扱いなんですよね。

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します