葉桜が来た夏 (電撃文庫 な 12-1)
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ひとまずは評価を。
★四つ、の理由としては、歴史教師とマスコミが伏線っぽかったのに結局話の本筋に大きく関わって来なかった点がもったいな!って感じだったこと。
まとまっていました。構成的にも、設定的にも。
よく練られた世界観や人間模様がとても魅力的です。異種間コミュニケーションの難しさ。すれ違い。けど、根っこにあるのは、お互い同じ気持ちのはず。出会い、葛藤、摩擦、その果ての相互理解――、それがとても心に響きました。
全体的に文が読みやすい、っていうのも。描写が丁寧で、過不足なく、最後まですらっと読めた感じ。すらっと読めたのだけど、登場人物たちの心の動きにやきもきさせられて。コンフリクトとその解決、というのは、どんな物語にあっても欠かさざるべきテーゼなんだなぁ。ことラヴコメに関しては至上命令なのでは。これ、この段階じゃまだラヴコメ未満、入り口だけど。
***
MVPは灯日。可愛かった。
葉桜もなかなかよいよい。茉莉花さんもすばらしいボブカットでした。