メニュー
ROMES06 (徳間文庫)

ROMES06 (徳間文庫)

この本の所有者

(4.0)
8人が登録
173回参照
2011年1月13日に更新

書籍情報

ページ数:
616ページ
参照数:
173回
登録日:
2010/12/30
更新日:
2011/01/13
所有者:
mak246 mak246さん

この本を共有する

内容紹介

世界最先端の施設警備システムROMESを擁する西日本国際空港に届いた複数の脅迫状。そしてある日、ROMESの警報装置が作動した!だがROMESの全貌を知るのは、西空警備チームでも最高運用責任者の成嶋優弥ただひとり。愛犬ハルとシステムしか信じない若き天才・成嶋と、テロリストたちの知と情を賭けた攻防の行方は...?大藪賞作家が描く大型サスペンス。
Google プレビュー 書籍情報提供: Google Books
Google Booksで見る

📝 レビュー (mak246さんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
架空の人工島、西日本国際空港を舞台に世界最先端施設警備システム「ROMES」を操る成島と、過去の悲しみを抱えたテロ組織チームとが頭脳戦を繰り広げていく。ハラハラ感や息の詰まるような展開はないが、不特定多数が自由に出入りしつつも閉鎖的な人工島の空港を逆手に攻めるテロ組織と、まだその全能力をフルには活かせない「ROMES」を如何に駆使して空港の安全を確保していくのかといった成島の手腕との凌ぎあいが本作の魅力の1つだろう。

ストーリーの展開や頭脳戦も然ることながら、犯人側も空港側の人物もそれぞれのキャラがしっかりと裏付けされているので飽きさせることなく読ませる作品になっていたように思う。特に成島は筋金入りのエリートで最新の警備システムROMESを熟知するたった一人の存在でありながらも、自由奔放に愛犬と遊び、上司などにも飄々と立ち向かうキャラクター性、そして「ROMES」のみを信じる一貫した姿勢はなかなか面白かった。

…等々、興味深く読むことはできたのだが、読み進む内に自ずとテロ組織の主要メンバーが判明していく構成になってるだけに、どこかにミステリーとしての仕掛けが隠されてるんだろうと深読みしながら読み進んでも、その期待感を満たすことなく終わったのが少々残念かと。。
それと、ストーリーの構成上「ROMES」の機能を徐々に紹介をしていくしかないにしろ、読み終えて振り返ると「ROMES」のデモンストレーション用の物語だったように感じてしまったのも事実だ。。。
何しろここぞって時に反則技のような機能が披露されてくんだから。。。特に「06」なんて。

続編もあるみたいなので、今回はキャラクターと「ROMES」紹介のプロローグと捉えて次作へ期待しよう。
少なくとも基本設定や人物描写、そして文章は間違いなく面白かったので!

読書履歴

2011/01/13 616ページ
2011/01/12 567ページ
2011/01/08 487ページ
2011/01/07 399ページ
2011/01/06 307ページ
2011/01/05 226ページ
2010/12/30 114ページ

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「ROMES06 (徳間文庫)」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を10冊見つけました

72.6%
ROMES06 誘惑の女神

ROMES06 誘惑の女神

五條 瑛

西日本国際空港で開催が予定されている『魅惑のジュエリー展』。展示の最大の目玉は、純金の女神像。だが、伝説的なテロリスト、フランチェスコ・アウレリオを名乗る犯罪者の狙いは、女神だけではなかった。標的は、...

2人 5
mak246
mak246 Lv.63

架空の人工島、西日本国際空港を舞台に世界最先端施設警備システム「ROMES」を操る成島と、過去の悲しみを抱えたテロ組織チームとが頭脳戦を繰り広げていく。ハラハラ感や息の詰まるような展開はないが、不特定多数が自由に出入りしつつも閉鎖的な人工島の空港を逆手に攻めるテロ組織と、まだその全能力をフルには活かせない「ROMES」を如何に駆使して空港の安全を確保していくのかといった成島の手腕との凌ぎあいが本作の魅力の1つだろう。

ストーリーの展開や頭脳戦も然ることながら、犯人側も空港側の人物もそれぞれのキャラがしっかりと裏付けされているので飽きさせることなく読ませる作品になっていたように思う。特に成島は筋金入りのエリートで最新の警備システムROMESを熟知するたった一人の存在でありながらも、自由奔放に愛犬と遊び、上司などにも飄々と立ち向かうキャラクター性、そして「ROMES」のみを信じる一貫した姿勢はなかなか面白かった。

…等々、興味深く読むことはできたのだが、読み進む内に自ずとテロ組織の主要メンバーが判明していく構成になってるだけに、どこかにミステリーとしての仕掛けが隠されてるんだろうと深読みしながら読み進んでも、その期待感を満たすことなく終わったのが少々残念かと。。
それと、ストーリーの構成上「ROMES」の機能を徐々に紹介をしていくしかないにしろ、読み終えて振り返ると「ROMES」のデモンストレーション用の物語だったように感じてしまったのも事実だ。。。
何しろここぞって時に反則技のような機能が披露されてくんだから。。。特に「06」なんて。

続編もあるみたいなので、今回はキャラクターと「ROMES」紹介のプロローグと捉えて次作へ期待しよう。
少なくとも基本設定や人物描写、そして文章は間違いなく面白かったので!

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します