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夜の終焉(下) (中公文庫)

夜の終焉(下) (中公文庫)

堂場 瞬一

この本の所有者

(4.0)
2人が登録
144回参照
2012年8月28日に更新

書籍情報

ページ数:
383ページ
参照数:
144回
登録日:
2012/08/28
更新日:
2012/08/28
所有者:
MD MDさん

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内容紹介

「殺人者の息子」という宿命を背負いながら弁護士となった川上は、かつての父親同様に死刑判決を頑なに望む被告の弁護を手伝うことに。それは二十年前の殺人事件と、あまりによく似ていた―。被害者の息子と加害者の息子。決して邂逅すべきではない二人の人生が汐灘の街で出会ったとき、何が訪れるのか。
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読書履歴

2012/08/28 383ページ

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20年という歳月を積み重ね対極的な立場にいる2人の男が事件の影を引きずり、鬱屈を抱えながらもがく様がよく描かれている。

こんなにも人生を諦めたような真野を後押しし、愛想を尽かさずおせっかいを焼いてくれるような人物がいるといったご都合主義をさて置けば、主役格の2人が紆余曲折を経て自分自身を見つめ直して立ち直るまでがじつっくりと丁寧に描かれていて、共感・納得のできるストーリー仕立てになっている。

汐灘シリーズとしては最後に希望が見い出せるような、表題へと繋がる終わり方は非常にきれいにまとまっていた!!
それを含めてなかなかの秀作だったと思うが、それだけにこれが汐灘シリーズの集大成なのだろうか。。。。

しかし、少女の正体は読めんかった。。。。
ってか、途中から影が薄れてたしで…

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