
モダンタイムス(下) (講談社文庫)
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考え続ける…




彼の本の中では、イマイチ。本気だったのかもしれないけど、もう少し引いたのが好き



政治色が濃いのは好きじゃないんだけど、妻と岡本猛は好きだ。チャップリンの引用も好き。

「検索から、監視が始まる」という歌い出しに興味を惹かれて買ったものの、「魔王」の50年後の世界って設定までは把握していなかった。。それ故に「魔王」が未読なままだったので、前作からの繋がりが分からずに面白味が半減してたのかも…
それと、ネットの世界における監視社会としての怖さを主題にしたミステリー作品と思い込んでたものがハズレた事もあって、期待値的にも上巻からの勢いが失速気味で少々残念な感じだった。。。
前半ではそこまで気にならなかった、、、と言うか、どこかで活かされるんだろうと思ってた100年後の日本という舞台設定も個人的には消化不良気味だった。これも続編故の設定だったんだろうが、SFとしての未来像じゃなくとも主人公がSEならもう少し先進的な設定なり、仕掛けなりが用意されていても良かったんじゃないだろうか。
…この内容なら現在の日本を舞台にした作品でも充分に成り立つかと。。。
等々と、前半で張り巡らされた伏線については「魔王」が未読だと把握しきれないのか、読者に委ねられたのかも定かでないが、とにかく腑に落ちないままで終わってしまった感が残った。
それでも、この作品は『そういうことになっている』として納得するしかないのかも。。。
話がネット検索からとんでもない仕打ちになり、かなり超越した感じ。拷問の描写などエグさもあるが、ミステリーの結末が予想できず楽しめた。

伊坂幸太郎という登場人物が出てきたりと趣向がこらされている。
人々は役割を追っており、歯車の一つにすぎない。それが仕事であり、仕事でる限りは罪悪感等は一切排除される。
また今目の前にあるものが真実ではなく、それ自体をあるものの手で作り上げられた虚構である可能性もある。
ある人の都合のいいように捻じ曲げられた事実、それを疑う目を持って生きていくことが必要。
目の前のことが全ててばない。



佳代子やっぱ好きやわ。かっこいいし強いしフェアだし。人間は血とか骨とか筋肉でできてるんよな。うんうん。



















































































