
内容紹介

AIが見つけた似た本
「つきのふね (角川文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
青年のための読書クラブ
桜庭 一樹
東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者(アウトロー)だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の“クラブ誌”があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が...


文体はまさに児童書で、非常に読みやすい。しかし読み終えたあとの気持ちが、どう考えても大人のそれで、興奮した。
ノストラダムスの預言をテーマにした話はよしもとばななでも読んだけれど全く系統も違う。
最後がずるい、とってもずるい、
ずるすぎますよ(笑)
思わず涙が出そうになりましたよ。
大切な友達を裏切ってしまった良心の呵責にかられ
悩み続ける少女、さくら。
彼女にはたった一人頼れる存在がいました。
だけれども…
不安定な時期だからこそ感じる
やりばのなさ。
やっぱり女子にとってはグループに入れないのは
心の負担なのでしょうね。
そうありたくない、でも仲間はずれにされたくない心は
それをよく思わないんですよね。
そして現れた放火犯の影は
さくらの心をゆるがします。
なんだろう、友達ってね。
でも、本当の友達は
勝田のような、おせっかいで不器用だけど
ちゃんと人を見ている子なんだよね。




















