📝 レビュー (玄蛍 勤さんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
少年貫多2本と青年貫多2本。あいもかわらず迫力のある緻密な描写と筆致で読みやすい。秋恵は出てこないものの、一人で舞台を動き回る貫多はパートナーという鎖が無い分、やりたい放題に拍車がかかる。周りにこれでもかと吐きつけられる呪詛の数々(しかし口だけ)は後に秋恵に振るう暴力の伏線のようで、一貫性が伴っている。マン臭に大爆笑。
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